【東証ETF】TOPIX連動ETF
東証に上場されているETFを紹介するシリーズ。
今回は銘柄一覧(ETF) | 日本取引所グループの掲載されているETFから、TOPIXに連動するETFを紹介します。
TOPIXのETF一覧
※1口当たりの価格は2024年7月12日の終値
TOPIXに連動するETFは9個あります。ファンドによって1単位が1口のものと10口のものがあります。価格はどのファンドも3000円前後ですので、10口単位のファンドでも3万円程度と購入しやすいです。
信託報酬(ファンドの管理費用)については、日経平均と違って全ファンドが0.1%以下に設定されています。最も信託報酬が低いのは1475のiFreeで0.045%です。
TOPIXと日経平均の違い
TOPIXは『東証株価指数』と呼ばれており、日経平均株価とは算出方法が異なります。
日経平均株価は、東証に上場する225社の株価を平均した指数となっており、1株の価格が大きい銘柄の寄与度が高くなります。
少し前まではソフトバンクGとファーストリテイリングの2社の値動きに左右されていました。(今もその傾向はある)
※当日の価格寄与度はこちらから確認できます
一方TOPIXは株価の時価総額に応じた寄与度による指数となっています。また、銘柄構成数は2000社ほどあるため、寄与度が一番高いトヨタ自動車でも4%ほどとなっており、上位銘柄には三菱UFJ、ソニー、日立製作所となっています。
※細かな指数の説明はこちらから
取引高と純資産額
取引量を見ると、圧倒的に1306が他のETFの取引量を抜いて取引されています。また、1475も安定はしないものの1306に負けない取引量がされている日があります。日経平均のiシェアーズは取引量少なかったのですが、TOPIXの方はしっかり取引されています。
※日経平均のETF紹介はこちらから
一方の純資産額については、1306が20兆越えの純資産であり10兆越え、1兆越えのファンドも2つずつあります。
2557と2625の純資産額の少なさは気になりますが、日経平均のETFに比べて大きいファンドがそろっているように見受けられます。
個人的に選びたいETF
※コストや純資産額などから、日経平均に連動するETFを自分が買うとするならばこれを選びます、ということであり最終的な判断はご自身でお願いします。
☆1306:NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信
純資産額が一番多く、このファンドの信託報酬は純資産額に応じて実質的に下がっていく段階式科率を採用されています。交付目論見書を見てみると、純資産額は設定以来増え続けており、今後も下がっていく可能性があります。取引高も最も多く取引しやすいのもお勧めできます。